オークションでサンスイのオーディアンプ AU-D707F を購入。使用を誤って発煙し、メインアンプ基板の抵抗が焼損しているもの。これを承知で格安で落札。
1979年頃の発売とあるので、40年前のものです。はたして動かせるのだろうか。。。
早速送られてきました。丁寧に梱包されています。
早速開けてみます。大型のトランス、コンデンサ、ヒートシンクが格好いいです。40年にしてはホコリの堆積も少なく、大事にされていた様子がうかがえます。
Lchが焼損したとのことで、確かに抵抗が焦げています。一旦基板を取り外して調べます。
ヒートシンクを外します。シリコーンがべた付くのがうっとうしい・・・
裏側を見るとパワートランジスタが見えます。左右のチャネルで型番が違います。よく見ると初段の-FET部なども交換した形跡があります。
年代を考えれば仕方がありませんね・・・
テスタで当たると、Lchの最終段はエミッターコレクタがスルーで焼けつながったと思われます。前段の電圧増幅トランジスタも同様。
結局トランジスタ6個を交換。セメント抵抗も死んでいたので交換。
さて、交換が完了しテスタでチェックして問題なし。ということで再度シャーシに収めて電源投入・・・・
すると今度は R-chから煙が・・・・
それはないよな・・・ と思いながら しばらく茫然・・
過去何度も修理されていそうな基板の様子から見て、きっとほかにも怪しいところがあるのだろうと判断し、これ以上の深追いは断念しました。
ただ、プリアンプは生きているみたいなので、これを使って次の手を考えます。
改造編へ つづく。